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毎度お待たせしていります。

諸事情がありまして書き込みが進みませんが、しばらくおまちくださいませ。
お待たせしまして大変申し訳ありません。
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お待たせしております

中断しています。
どうもすみません。
今構想中の部分がありまして
もう少ししたら再開しますので
もうしばらくお待ちください。

しばらくお待ちください

都合により更新が遅れています。
申し訳ありませんがしばらくお待ちくださいませ。

第三十三章 【澄ませる】(4)関東物語 第一部 二人の飼育

了は不自由な手足で踏ん張って体を前後に動かした。
美樹の体がわずかに揺れ、表情が次第に切なく変化した。
次第に了の動きは速くなり、彼は一気に放出した。
そして美樹の体の上に突っ伏した。
しばらくして了は美樹の唇に自分の唇を重ねた。

(美樹ちゃん、僕のからだで清めてあげたんだ)
(ああっ、了!ありがとう・・・)

抱き合うように突っ伏している了と美樹。

(終わったんだわ・・・)
あゆ子は立ち上がった。
「波太くん、手を貸して・・・」
そう言って大量の布を用意し始めた。
二人の後始末をするためだった。

あゆ子と波太はそれぞれ了の肩と腰を持って
ひっくり返して仰向けになるように美樹の横に寝かせた。
半開きの目で天井を見つめる了。

あゆ子は濡れた布で了のまだ脈打っている起立を優しく拭った。
白い分泌物をしっかりと取り払うように。
波太は美樹の股を拭いてやった。
下の唇の、中の方まで入った了の分泌物を出してやった。
それからうっすらと汗をかいた二人の肌を拭いてやった。

「満足した?」
あゆ子は二人に訊ねた。
二人は返事をしなかった。
だが二人とも満足感を持ち、心の中であゆ子に感謝していた。
(ありがとう・・・ありがとう、あゆ子ちゃん!)
(ありがとう、あゆ子さん。あたし、了にしてもらったことで、
人間に戻れたかも知れない・・・)

美樹の浄化は達成されたのだった。

第三十三章 【澄ませる】(3)関東物語 第一部 二人の飼育

了は唇で美樹の乳房の先端をなぶり吸った。
しかし舌がないので充分な愛撫ができない。
美樹が床に背をつけて寝そべった。
了は体を重ねていきり立った下半身を美樹の股に押し当てた。
しかし美樹の股は充分な湿り気を得ていず、貫通は未だ達しえないことだった。

仕方なく了は、自分の顔を美樹の下腹部に持って行った。
茂みのない赤子のような美樹の股間に自分の唇を押しあてた。

(あっ・・・あんなところに口を・・・)
あゆ子と波太は驚いた。
(あんなところに口をつけて、いいの?)
お互いが聞きたかったが、顔を見合わせるのも恥じらうほど衝撃的だった。

顔を横に向けた美樹が、あゆ子と波太の方を見る。
(ああ・・・二人に見られながらするなんて・・・)
美樹は恥ずかしさに体が震えるようだった。
しかし了の唇によるなぶりは既に始まっていた。
美樹の下の唇に、自分の唾液を馴染ませるように唇を使う了。
「ああっ・・・」
思わず声が出る美樹。
刺激は少なくても愛が伝わる。
重ねて唾液で了が増す。
程よく美樹の下の唇は湿った。

頃合いを見極めたのか、了は上半身を進めて美樹の体に自分の体を重ねた。
したたかに濡れた美樹の股間に、了は入って行った。
「は・・・」
かすかなうめき声を上げる美樹。
ごくり、と唾を飲み込んで見守るあゆ子と波太。

第三十三章 【澄ませる】(2)関東物語 第一部 二人の飼育

あゆ子の部屋のドアがノックされた。
あゆ子が返事をすると、波太と鎖に繋がれた美樹が入ってきた。
あゆ子と波太は、了と美樹を向かい合わせの位置にさせると
壁際に行って座った。

「・・・?」
思わずあゆ子たちの方を見る美樹。
あゆ子と波太は壁に背をつけて体を寄せていた。
美樹が振り向くと、了が見詰めていた。

(いいんだよ、美樹ちゃん!)
了が顔を寄せて唇を重ねた。
二人は脚で立ち、腕で抱きしめあった。

あゆ子は横で波太が生唾を飲み込む音を聞いた。
了たちはしばらくキスを続けると、床に手をついて離れ、少し休んだ。
美樹が尻をついて座り、腿を広げた。
了の側から見ると、茂みのない子供のような下腹部が見えるはずだった。
了は再び進み、美樹の胸に顔をうずめた。
「あっ・・・」
了が先端を口に含んだため、美樹は軽く声を上げた。

第三十三章 【澄ませる】(1)関東物語 第一部 二人の飼育

「・・・・」
あゆ子はベッドの中で目を覚ました。
ぼんやりした頭の中に、夢の中で了と約束したことが書きこまれていた。

(あれは夢?それとも・・・)
あゆ子は身支度を整えてからい分の部屋を出て、隣の波太の部屋の扉をノックした。
程なく支度を終えた波太が姿を現し、二人は朝食を取りに魔王城の1楷の食堂へ行った。

向かい合わせになって食事をしていると、兵士の会話が耳に入った。

(・・・キング様は今日は軍議だそうだ・・・)
(一日中、ドラゴンの各部隊長と対策を練るそうだ・・・)

そんな声があちこちからあゆ子の耳に入った。
(しめた、これは今日がチャンスということだわ!)
あゆ子はそう思い、小声で波太に昨夜の夢で見たことを伝えた。

「夢で見たことだろ?」
波太ははじめ半信半疑だった。

(とにかく、協力して・・・)
あゆ子は小声で返した。

二人はそれぞれ担当する了と美樹の食事を持って自分の部屋に入った。
それから二人で大部屋へ行った。

大部屋の二人・・・。
美樹は眼をつぶったまま横になっていた。
体の傷は回復したはずなのに、
まだ犬と交じ合わされた心が回復していないかのようだった。

反対側の壁に繋がれている了は、犬の姿勢で不安そうにっ美樹を眺めているばかりだった。
あゆ子が姿を現すと、待ちかねていたように何かを欲するような表情をした。
それから上半身を跳ね上げるような動作をして、首の鎖が一杯に引っ張られた。

(・・・やはり夢の中のことを覚えているのね・・・
いや、きっとあれは夢じゃないのだわ・・・
私たちのこころ?魂?が会話できるような、特殊な場所なんだわ・・・
よくわからないけど、きっとそうよ・・・)

あゆ子はそう考えると了の前にひざまずいて
「お兄様、静かにして。きっと願いは叶うわよ・・・」
と静かに言った。
そして了の首の鎖を手にした。
向かい側で美樹の鎖を持った波太に言う。
「全部終わったら、あたしの部屋に集合よ・・・」

第三十二章 【夢を見る・その4】(5)関東物語 第一部 二人の飼育

あゆ子  いいわ、お姉さまと愛し合う時間を作ってあげる。でも・・・。
了    でも・・・?
あゆ子  条件があるわ。あたしと波太くんが見てる前でするの。それでもいい?

あゆ子の意外な条件に驚く了。

了    えっ・・・そんな。恥ずかしい・・・。どうして・・・?
あゆ子  ちゃんと理由があるの。倒れて、頭を打ったりしたら大変でしょう?
     あたしたちの立場からして、危ないことはできないわ・・・。
     それでよければあたしも努力する。

了は困惑した。あゆ子の言い分はもっともだった。
見られながら愛し合うということはとても恥ずかしい思いがした。
しかし了は決断した。

了    わかった・・・それでいいから・・・。
あゆ子  じゃああ、決まりね。

あゆ子は了の横でひざまずいた。
そして了の頬に触れた。

あゆ子  お姉さまに優しくしてあげてね・・・。

そう言うと了の唇に自分の唇を重ねた。
(うう・・・)
まだ子供のような年下の娘から唇を吸われる了。

第三十二章 【夢を見る・その4】(4)関東物語 第一部 二人の飼育

だんだんと近づいてくる者の姿が見えてくる。
それは―あゆ子だった。

了   あゆ子ちゃん!
あゆ子 お兄様・・・お兄様なのね?
了   ああ、あゆ子ちゃん、会いたかった・・・ここで。
あゆ子 ここで?
了   ここなら僕はしゃべることができる。君にお願いすることができるんだ!
あゆ子 お願い?私に?
了   そ、そうだよ!

そういうと了はあゆ子の前で膝まずいた。

あゆ子 お兄様・・何を・・・?
了   あゆ子ちゃん、お願いだ。美樹ちゃんを慰めてやりたい。
    もう一度美樹ちゃんとひとつになりたいんだ。
あゆ子 まあ・・・それって・・・?
了   そう、そうなんだ。「あれ」をしたいんだ。
あゆ子 ・・・。
了   お願いだ、あゆ子ちゃん!また僕たちを二人だけにさせて欲しいんだ!
    このとおりだ。

了は深々と頭を下げた。
すると見る見るうちに了が着ていた服が消えてなくなり
手足は義手義足になってしまった。
現実と違わぬ姿になってしまった。

了   あっ・・・ああっ・・・!
あゆ子 お兄様・・・!
了   ・・・今の僕の本当の姿だ。あゆ子ちゃん、お願いだ。

考えるあゆ子。

第三十二章 【夢を見る・その4】(3)関東物語 第一部 二人の飼育

美樹 ああっ、了・・・。あたしのからだを清めてくれるのは、あなたしかいないわ!
了  美樹ちゃん・・・僕はどうすればいいの?
美樹 犬が貫いた、あたしのからだを、了のからだで清めて欲しい・・・
   そうすれば・・・犬に犯されたところは清められるんじゃないかしら・・・
了  そ、そうかも知れないね・・・
   でも現実でそうするなら、あゆ子ちゃんと波太くんの協力が必要だ。
   僕、頼んでみるよ・・・。
美樹 ああ、ありがとう・・・了。

了  美樹ちゃん、元の姿に戻れないかな?このままじゃ・・・。

すると、人犬の姿の美樹が、だんだんと姿の輪郭がぼやけ始めた。

美樹 了、あゆ子さんにお願いできる?
了  ああ、お願いするよ・・・。

了がそういうと、だんだんと美樹の姿が霞のように薄れ始め
とうとう消えてしまった。

了  美樹ちゃん!

了は叫んだが、人犬の姿の美樹はいなくなってしまった。
それと同時に、足音が聞こえた。
だんだんと近づいてくる足音。

第三十二章 【夢を見る・その4】(2)関東物語 第一部 二人の飼育

セーラー服の少女は、ベンチに座り顔を手で覆って泣いていた。
美樹だった。五体満足の人間の姿をしていた。

了  美樹ちゃん!
美樹 了・・・!ダメっ!寄らないで!
了  どうしたの、美樹ちゃん!
美樹 あたし・・・もう人間じゃないの!
   犬になってしまったのよ!
了  美樹ちゃん・・・
美樹 あたし、また犬と交尾させられてしまった・・・
   そして犬のものを体の中に注ぎこまれてしまった・・・。
了  ・・・。
美樹 もしかしたら犬の子供を産んでしまうかも知れない・・・。
   了、あたしはもうあなたの横にいる資格はないわ!
了  美樹ちゃん、そんなことはないよ!
美樹 もうあたし、犬にされてしまったのよ!

そう叫んだ美樹はベンチを降りて地べたに手をついた。
了は驚いた。我が眼を疑った。
美樹は手を地に付けるかつけないかというところで服が消え去り、丸裸になっていた。
そしててたちまちその姿は変容した。
手足の先が消えて鉄の義足になった。
いつの間にか首輪もついている。
現実世界と同じ、人犬の姿になった。
涙を見られないように顔を伏せる。

了  美樹ちゃん!

叫んで駆け寄る。人犬の美樹に手を差し伸べる了。
だが美樹は動かない。
了の顔を見ないようにそむける。
美樹の裸の両肩に手を添える了。

了  美樹ちゃん、僕たちは人間だ!
   どんな姿にされようとも、生きている限り人間だ。
   だから・・・絶望しないで!

美樹は声を出して泣いた。そして了に言った。夢の中では人犬の姿でもしゃべれるようだった。

美樹 ああ・・・了!そう言って・・・救ってもらいたかったのよ!
   でなかったらあたし・・・どうにも自分がみじめで・・・!ああ!

了  ごめんね!美樹ちゃん!僕の・・・僕のせいでいじめられるなんて・・・。
美樹 いいのよ、了!お願い、抱きしめて。

了は人犬の姿の美樹を自分のひざの上に呼び込んだ。
両腕でやさしく抱きしめた。
美樹の手足が伸び、元のセーラー服の姿に戻った。

第三十二章 【夢を見る・その4】(1)関東物語 第一部 二人の飼育

霧。


先の見えない霧が立ち込める
ここは夢の中・・・
誰の夢かはわからない・・・。


霧の中を誰かが走っている。
視界が遮られているせいか恐る恐る。
だが走っている。

美しい金色の髪、碧い両の眼。
飛鳥 涼だった。
白いシャツ、白のズボンに手足を通した
普通の人間の姿だった。

ここは夢の世界・・・。
実の世界の姿がどうあろうとも
ここでは別の姿に変わることができる。

実世界では両手両足を切断され
金属の義足をつけられて犬のように歩かされる了も
ここでは元の姿でいることができた・・・。

ただしここは夢の中・・・。
醒めれば元の姿を晒さなければならない
残酷な現実が待っていることは間違いなかった。

(美樹ちゃん・・・美樹ちゃん、どこにいるの?)
霧の中で、了は美樹を探していた。
(僕が助けなきゃならないのに・・・)

あーっ・・・ああ・・・
あーっ・・・
あーっ!

走る了の耳に、娘の泣く声が聞こえた。
(あの声は・・・)
了は声が聞こえる方向に向かって走る。
霧を抜けた場所は広場のようなところだった。
元は公園だったような平坦な場所で、一つベンチがあった。
セーラー服姿の娘が、ベンチに座って
手で顔を覆って泣いていた。
(美樹ちゃん・・・)

美樹ちゃん!

駆け寄る了。

第三十一章【虐める・その2】(6)関東物語 第一部 二人の飼育

あゆ子と波太は部屋に戻った。
暗い表情のあゆ子を波太が抱きしめる。

あゆ子  どうして?あんなひどいことを・・・

あゆ子は犬との交わりを強制される美樹の惨めな姿を思い出して涙ぐんだ。
波太は黙っていた。

やがて大部屋の方角からガシャガシャと鎧を鳴らす音、
廊下を大人数が歩く音が聞こえた。

(終わったんだわ・・・)

「あの人たちは、いじめられるために生きているようなもんだ、
可哀そうだけど・・・」

波太が言った。

「そして、その人たちの世話をするのが俺たち」

波太が促すように立ち上がった。
あゆ子も軽くうなずいて立ち上がり、大部屋へ向かった。

大部屋にいた鎧武者たちはすでに引き揚げていた。
いたのは、壁際で涙顔のまま鎖に繋がれている了。

そしてうつぶせのまま部屋の中央で伏している美樹。

まず波太が了を繋いでいる鎖を手にとって、彼を自分の部屋へ運んだ。
あゆ子は水でぬらした布で美樹のからだを拭き始めた。

(うっ・・・)

美樹のからだに付いた犬の臭いに、あゆ子は一瞬手を止めた。
(すごいにおいね、可哀そうに・・・)
あゆ子は布で美樹の背中を拭いて、染みついた獣臭を拭い去ろうとした。
(このにおいが取れなかったら、お姉さまは本当の犬になってしまうのかしら・・・)
それからあゆ子は、美樹の腰のあたりについた犬の爪痕を確認した。
犬が自分のからだを固定するために、爪を美樹の肉に食い込ませた痕だった。
(こんな傷をつけられてしまって・・・
ここもあとで薬を塗ってあげないと)

あゆ子は懸命に手を動かした。
背中の後は、尻の小山を拭く。
布を換えて、両腿を拭いてやった後、
小山の間の、奥の部分を拭いてやった。
今日はここは何もされてないようだった。

(ここは大丈夫ね・・・)
あゆ子は次いでからだの前を拭くために、
声をかけながら手で美樹のからだを反転させて仰向けの姿勢にした。

「お姉さま・・・」
美樹は反応しなかった。屈辱的な生き地獄を味あわされて、失神していた。

第三十一章【虐める・その2】(5)関東物語 第一部 二人の飼育

やがて土佐犬は絶頂に達したらしく腰の動きを少しずつ緩やかにした。
(お願い、抜いて!)
しかし美樹の羞恥な姿はまだ終わらせられなかった。

犬は射精が遅い。そのため漏れがないように絶頂後陰茎の根元が膨らみ
抜けないような状態になる。
そうして射精を続ける。
従って美樹はまだ犬と繋がっている時間を耐えなければならなかった。

「グウウゥ・・・」

土佐犬は唸り声をあげて腰を突いた。

(ああっ・・・今、あたしのからだの中に流し込まれているような気がする・・)

「射精が始まったな・・・」
キングが鎧武者たちに犬の構造について説明した。
「犬の子供を孕んだりしたら大変ですな」
鎧武者の一人が言った。
他の鎧武者たちが声をあげて笑った。

(そんな・・・あたし、本当の犬になってしまうの?
 嫌っ!お願い、夢なら覚めて!)

しかしそんな悪夢のような現実が美樹には続いていた。

第三十一章【虐める・その2】(4)関東物語 第一部 二人の飼育

土佐犬は前足の爪を美樹の背中に立てた。そうして姿勢を固定するためだった。
(痛い・・・!)
美樹は食い込んだ犬の爪の痛みを感じた。
しかしその後、自分の女性の部分に入り込んでくる犬の本体の感触に悪寒を感じた。
(いやっ!やめて!)
犬に抵抗は通じない。たちまち人間のものと違う感触の
尖った肉体が美樹のからだの中に入り込んできた。

「うっ、ううっ・・・!」


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犬はすかさず腰を前後に動かし始めた。
抵抗できない美樹は犬のなすがままに体を弄ばれた。

それを見る多くの鎧武者。
たまらず下を向く了。

不自由な手足で姿勢を維持するのが精一杯の美樹が
部屋の片隅から感じた視線の先に目をやった。
廊下から覗く二人分の頭は、それを感じてすぐ物陰に引っ込んでしまったが
美樹にはすぐ分かった。

(あゆ子さん、波太くん・・・!そんな・・・お願い、見ないで!)
二人に屈辱的な姿を見られてしまった美樹は床に涙をこぼした。
犬の腰は動き続け、美樹は遂に嗚咽した。

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第三十一章【虐める・その2】(3)関東物語 第一部 二人の飼育

土佐犬は兵士によって腰を高く上げられた姿勢にされた美樹の後ろに連れられた。
美樹の秘部を見たせいか土佐犬は声を荒げ首を振り出した。
股間のピンク色をした槍はいきり立つ。
犬ではない別種の人間の性器を見て欲情するというのも不思議だが
このショーのために何か特別な媚薬でも投与されたのかも知れない。

了は少しでも美樹に近づこうとしてしきりに不自由な体を前に進めたが
首の鎖がその行動を阻んだため、
彼はジャラジャラと鎖を引っ張る音を起こすしかできなかった。

土佐犬は興奮の度合いを増し、舌を出し涎を流し始めた。
戦闘に特化した巨大な首を左右に振って、
早く美樹にのしかかり欲を遂げたいばかりの勢いだった。

頃合いを見てキングが命令した。
「やれっ!」
土佐犬は放たれ、美樹の体にのしかかった。

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第三十一章【虐める・その2】(2)関東物語 第一部 二人の飼育

扉の奥から姿を現したのは
キングが飼っている巨大な土佐犬だった。
黒々とした毛色の巨体、ぶる下がった耳、
噛まれてもダメージがないように品種交配で進化した弛んだ頬。
そして対戦相手に食らいつく巨大な顎!

それら全ての身体的部品が了と美樹にとって、
恐怖とおぞましさの対象でしかなかった。
そして・・・

美樹の高々と突き上げられた尻、股。
その間の開かれた紅い溝の奥を目にした闘犬は
たちまちの内にみずからの欲情の象徴を反応させ、
見せつけるように突き上げた。

人のものとは違う、
尖った先端を擁したそれはぬらぬらと不気味に粘膜の輝きを見せる。

「ア、ア・・・」
美樹は自分の股越しに闘犬の存在を認め、
改めてこれから自分の身に起こる行為のおぞましさに恐怖した。

了は前に進もうと動くが、壁に固定された首輪の鎖に阻まれてどうすることもできなかった。

窓がなく外気が容赦なく突き抜ける大部屋の冷たい空気が、
開かれた美樹の、尻と股の粘膜に冷気を当てる。
その冷気とこれから迎えるおぞましい現実の二重の感覚に、
美樹は再び裸のからだを震せた。

第三十一章【虐める・その2】(1)関東物語 第一部 二人の飼育

了が充分に回復したと見ると、キングは再度ショーの開催を宣言した。

大部屋に集められた数人の鎧武者。壁に沿って座る。
部屋の真ん中で美樹が二人の兵士に押さえつけられる。

(やめろ、やめてくれーっ!)
言葉にならない声を出す了。固定された鎖が邪魔をして動くことができない。
不自由な姿で抵抗できない美樹は両腕を兵士に引っ張られ
胸を床に押しつけられて
尻を高く上げられた煽情的な格好をさせられた。
抵抗しようにも屈強な鎧武者に両側から押さえつけられた美樹は
力の入らない不自由な体でなすすべがなかった。

この後のおぞましい展開を予感してか、涙を流しながら見つめ合う二人。

(了、怖いわ・・・すごく怖い)
涙を流しながら了の顔を見つめる美樹。

(美樹ちゃん・・・助けてあげたいけど・・・
このからだじゃ・・・どうにもならない・・・!)

やがて大部屋の奥の扉が開いた。
黒い影が徐々に姿を現した。

第三十章【虐める】(9)関東物語 第一部 二人の飼育

翌日―
クイーンが波太に渡した塗り薬は外相に絶大な効果を示し、
了の体中にあった擦り傷は既に塞がり
薄ピンク色に皮膚が再生しはじめていた。

以前-
クイーンがまだ日野火美子であった時
彼女の自治体・新邪馬台国で彼女は医者の役割もしていた。
その時作りだした薬だったのだろうか-

"傷が良くなったわね・・・"
あゆ子はそう言いながら食べ物のスプーンを了の口へ運んだ。

・・・舌のない口での食事は味を感じることがなかった。
それでも腹は減ってしまう。
食事を拒んで死ぬ(つまり餓死)選択はなかった。
食べなければ無理矢理飲みこまされた。

そして体調が回復すれば、
またキングの苛めは始まる。
それまでしばし静かな日が続くだけだった。

第三十章【虐める】(8)関東物語 第一部 二人の飼育

あゆ子は思い切って両手で美樹の太腿を押し広げた。
〝お姉さま、お尻を洗うわね・・・〝
ごめんね、と付け加えたあゆ子は、石鹸を塗った指を美樹の孔にあてがった。

(ああ・・・ついにあゆ子さんにばれてしまう・・・)
羞恥する美樹だったが、この状況ではどうにもならなかった。
スルリ、としなやかにあゆ子の指が入ってきた。

(あっ、こんなに簡単に入っちゃうなんて・・・
大丈夫なの?痛くないの?)

あゆ子は驚いた。念のため声を出して美樹に聞いてみる。
〝お姉さま、痛くない?〝

(ああ・・・聞かないで、恥ずかしい!)
とはいえ意思を示さないわけにはいかない美樹は、黙って軽くうなずいた。

〝こんなになるまでいじめられたのね・・・かわいそう〝
あゆ子は言った。

美樹は思った。
(いつもこうなのではないと思われているかも知れないわ・・・)
いじめられてすぐだから広がったまま、
もしあゆ子がそう思っているとしたら・・・
そう考えることで美樹は少し気が楽になった。

あゆ子の指が先程の前の秘部の時と同じように
からだの中を前後に動いて、掻き出すように液を外に出す。
白い液には時々血が混じっているようだったが、
あゆ子は構わず指を動かした。

中を洗浄するとあゆ子は美樹を抱きしめたが、
美樹は人形のように押し黙って目をつぶり、感情を見せることはなかった。
(きっとショックなんだわ・・・)

あゆ子は今は自分の慰めが2人に届かないことを理解すると、
波太を促して自分の部屋へ戻った。
大部屋には了と美樹の2人だけが残された。

第三十章【虐める】(7) 関東物語 第一部・二人の飼育

あゆ子は濡らした布で美樹のからだを拭いてやった。

(こんなにされちゃって・・・かわいそうなお姉さま・・・
お姉さまが何をしたっていうの?なぜこんな仕打ちを受けなければならないの?)

そう思いながら美樹のからだを清めるあゆ子。
次第に布は美樹の下半身に達する。
美樹の股を拭いてやるあゆ子。

「あっ・・・・・・」

目をつぶったままの美樹が一瞬声を出した。

あゆ子 お姉さま、ごめんなさい。冷たかった?

あゆ子の問いに美樹は答えず、目をつぶっていたままだった。

(お姉さま、だいぶショックなんだわ、つらいんだわ・・・)

あゆ子がそう思いながら床を見ると、粘ついた白い液体が流れていた。

(・・・!)

あゆ子が目で追うと、その液体は美樹の股から流れ出していた。

(どうしよう、これをお姉さまのからだから出さなきゃならない・・・)

あゆ子は意を決して美樹に話しかけた。

あゆ子 お姉さま、お姉さまのからだの中をきれいにするわ。
    ちょっとだけ指、入れる。我慢して。ごめんなさい・・・。

あゆ子はそう言うと、美樹の股の奥の秘部に指を進めた。
ぐっ、と侵入すると美樹が「あ・・・っ」と小さく声を上げた。
あゆ子はもう一度美樹にごめんなさい、と言うと
指を素早く動かして中の液を絡め取るようにして掻き出した。

「あ・・・!」

その都度美樹が軽く声を上げた。
(ごめんなさい!)
あゆ子は何度も心の中で謝りながら指を動かした。

しばらく続けると、指につく量が減った。
あゆ子は今度は指を水で濡らしてから美樹に入った。
指に水をつけて何回も洗うように指を動かした。
(大丈夫よ、これできれいになったわ・・・)

あゆ子がそう思った時、また白い液がどんよりと床に荒れているのを見つけた。
(なぜ!?きれいにしたのに)

まさか・・・
あゆ子は不安な気持ちで美樹の腰を裏返してみた。

不安は的中した。
白い液は別の穴からも漏れていた。

(こんなところ・・・どうしよう)
あゆ子は躊躇した。予想もできなかった。
だが、そこも洗ってやらなければならない。

第三十章【虐める】(6) 関東物語 第一部・二人の飼育

ガシャリ、ガシャリ・・・

キングが歩きながら揺らす鎧の音が
次第に彼の寝室の奥の方から小さく聞こえるようになると

音を殺すようにして誰かが大部屋へ入ってきた。



あゆ子と波太だった。
彼らは了と美樹の様子をうかがいに来たのだった。
そして傷だらけで涙を流しながら横たわっている了と、
体中を体液で濡らした美樹を見て驚いた。

あゆ子 お姉さま・・・何てこと・・・かわいそうに

あゆ子は涙を流した。

彼ら二人は、昼の惨劇も見ていた。
二人で波太の部屋の窓から、隠れるようにして庭の様子をうかがっていたのだった。
魔王の膝の上で恥ずかし責めを受けていた美樹は、
魔王のからだに隠れて見えなかったが、
犬をけしかけられて闘犬にされた了の哀れな姿を見て、
あゆ子はその時も泣いたばかりだった。

波太  お、俺、薬取ってくる。

そう言って波太はいったん自分の部屋へと戻った。
(あたしも・・・)
あゆ子も部屋へ戻り、タオル代わりの布と、桶に汲んだ水を持って戻った。

波太 この薬、クイーン様がくれたんだ。怪我をしたら使えって。
   すごく効くんだって。

そう言って波太は、
小さな器に入った白いねっとりとした塊を指ですくい取って
了の肌の上に乗せた。
傷になっている部分に指を使って塗り込む。

「うう」

目をつぶったままの了がかすかにうめいた。

波太 ごめん、痛かった?俺だよ・・・

波太が言葉をかけると了はかすかに目を開けた。
そして言葉にならない声で何かを言おうとしていたが
波太は”今は静かにして”と了を制した。
そして再び体に薬を塗ってやった。

あゆ子は・・・

第三十章【虐める】(5) 関東物語 第一部・二人の飼育

キングの肉体は末端まで強靭だった。
精を放出した後あっという間も置かず硬度が回復した。

その肉体の先端を、今度は美樹の尻の谷間のつぼんでいる孔に押しつけた。
「さっきは指も入ったから、大丈夫だろう」
キングはそう言うと、
自分の精と美樹の体液で濡れたままの肉体を、美樹の孔に進めた。
ぐぐっと孔を押し開くように侵入してくるキングの肉体。

驚く美樹。
(ああっ・・・!そんなところ・・・
だめ、そこはやめて!)
美樹は心の中で叫んだ。

「そうだ。お前のからだで最も汚いところだ。
美しい顔のお前でも、糞は出す。
そして今のお前は、自分で自分のした糞の始末もできない姿なのだ。
その部分を、わしが支配してやる」

侵入してくる硬い肉体。
柔らかくされている美樹の孔は、少しずつ肉体を飲みこんでゆく。
いくら柔らかくされたといっても、硬い肉体の部分が入ってくるのは初めて。
恥ずかしさと孔を広げられる痛みで涙を流す美樹。

(ううぅ・・・)

すっぽりと押し入ると、前後に動きはじめた。
強い圧迫感をもったおぞましい感触が
美樹の体を後ろから貫いた。
(いやっ・・・許して!)

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しかし犬の姿勢で後ろから貫かれた美樹は、鎖で押さえられているため前に逃げることもできず、
倒れることも許されなかった。
すべてをキングに支配されてしまった。
うしろから圧力をかけて美樹を責めるキング。
美樹はキングの肉体が前後に動くたびに、強引にもたらされる痛みと
交互に来るおぞましい快楽で言葉にならない悲鳴を上げた。
(ああ!ああ!)

これ以上見てられない・・・。
傷だらけで横たわっている了は顔をそむけた。
しかし塞ぐことのできない耳には変わらず美樹の悲鳴が聞こえた。

美樹は心の中で必死に思った。
(了!ごめんなさい!どうしても声が出ちゃう・・・
でも、からだは反応しても心は許してないから!信じて!)

冷酷なキングは腰の動きを止めなかった。
何度も何度も美樹の尻を突いた。

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美樹にとっては地獄に居るに等しい時間がどのぐらい経っただろうか。
キングは二度目の解放を遂げた。
美樹の孔に注ぎこまれる白い精。
行き場を失ったそれが溢れる。
キングが自分の肉体を美樹の肛内から引き抜くと、
ぶじゅぶじゅと恥ずかしい音を立てて
入り混じったような複雑な色の液が流れ出した。

「フ・・・フフフ・・・」
キングは小さく笑うと身支度を整えて立ち上がった。

「近いうちにまたかわいがってやる。
美しい顔のお前をおもちゃにして自由に遊べることができてうれしいぞ、
はっはっは!」

そういうとガシャリガシャリと鎧が軋む異様な音を立てて、大部屋を出て行った。

第三十章【虐める】(4) 関東物語 第一部・二人の飼育

大部屋に運ばれた了は、からだ中の擦り傷から血を流して苦しんでいた。
傷の痛みからうめき声を漏らす。















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しかし次第に自分以外の者が、大部屋で声を出していることに気がつく。
痛む体でうっすらと目を開いてみると・・・

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その先には犬の姿勢のままキングの肉体を女の部分に突き刺されて動かされ
叫び声を上げる美樹の姿があった。
キングは美樹の首輪の鎖を手にして動きを封じる。
美樹は犬の姿勢を取ったまま逃げようにも逃げられず
キングの固い肉体に支配されたまま。
ただただキングの腰の動作に合わせて悲鳴を上げるだけだった。
(やめて・・・お願い、許して!)

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了は恥ずかしい姿を晒されている美樹を見て、心の中で思った。

(地獄だ・・・)

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そして美樹を助けられない悔しさで涙を流した。
美樹の心の叫びを受け入れないキングはさらに前後の動きを続けた。


「お・・・おぅ・・・」
やがてキングが呻くように小さく声を上げた。
美樹の体内に、精が放たれた。
美樹は泣き叫んでいたが、どうにも止めることは叶わなかった。

キングはするり、と自分の肉体を外に出した。
美樹はようやく安堵の息を吐き、荒い呼吸を繰り返した。
しかしキングは言った。
「フフフ・・・まだ終わりではないぞ」

第三十章【虐める】(3) 関東物語 第一部・二人の飼育

キングは兵士たちに、魔王城の庭で「ショー」を行なうよう準備を命じた。






程なく庭に柵付きの広場が作られ、キングの「玉座」が設けられた。

ドラゴンの兵士が大勢立っている柵の中に、鎖に繋がれた了と美樹が連れてこられた。
美樹はキングの傍につれて行かれた。兵士から鎖を受け取ったキングは強引に鎖を引っ張り
美樹を一瞬宙吊りになるように持ち上げて自分の膝の上にうつぶせに寝かせ、それから鎖をはずした。
白い首すじからつながる背中、こんもりと盛り上がった丸い尻がキングの目に入る。

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キングのすぐ前の地べたには、犬の姿勢の了の姿があった。

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キングが恐ろしい笑いをすると、柵の外から兵士が鎖に繋がれた本物の犬を連れてきた。

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了はこれから自分の身にふりかかる恐怖を理解していた。
これが初めてではなかった。
美樹もこれから了の身に起こる出来事を知っていた。
(了・・・できることなら逃げて!)

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美樹は祈った。だが彼女に彼の心配をしている余裕はなかった。
美樹の髪を、キングはまず右手で撫でた。
次いで左手で白い尻の盛り上がりに触れ、撫でまわす。

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(ああ・・・)
それから小山の間の谷間へ指を伸ばす。
指は奥の穴を狙っていた。

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(いやっ!そこは・・・)
美樹は指の侵入を防ごうと太腿を閉じ、臀部の筋肉に力を入れた。
しかしキングの指は何度も溝を往復してくすぐったいような悦楽を送り続けた。
美樹はその刺激に次第に屈服し、彼女の臀部は徐々に力が抜けていった。

美樹がキングの尻への責めから気をそらそうと視線を振ると、
鎖をはずされて闘犬と対峙させられた了の姿が見えてしまった。
(了・・・!危ないわ!逃げて!)

だがそんな美樹の祈りは絶望的だった。
犬の姿にされた了と、訓練された闘犬とは運動の質、戦闘力、パワー、スピード、
すべてにおいて絶望的に差がついていた。
しかも闘犬には凶器のような尖った鋲のついた首輪が装着されていて、
単なる体当たりでもその部分が当たれば充分なダメージを相手に与えうる武器と化していた。
赤い舌を出し荒い息を吐く闘犬。
その鎖が外され、放たれる。

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兵士にけしかけられた闘犬は了に向かって突進した。
首輪の鋲がたちまち了を傷つけ、血の滴が飛んだ。
なすすべもなく了は地べたに倒れた。

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美樹は了の無残な姿を始終見せられていた。
しかしその間にもキングの指が尻の谷間の奥を責め続けていた。

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(いやっ!そんなところ・・・!)
キングの指が、美樹の尻の穴を押すように揉みしだく。
やがて侵入してゆくキングの指。

「ほう・・・柔らかくなったな・・・簡単に入るようになった・・・
やはりあの少年に毎日訓練させたのがよかったな」

キングのつぶやきに美樹は察した。

(それって・・・波太くんのこと?
何も知らない波太くんに、あたしのお尻に指を入れさせて、広げさせたの!?
それは全てこのためだったの!?何て・・・何てことを!)

美樹の悲しみは激しかったが、それをどこにぶつけることもできなかった。
キングの指はさらに侵入すると、前後に動き始めた。
美樹は自分の意志とは関係なく反応してしまう。

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(ああ・・・!いや!やめて!)

神経の集中する孔に埋め込められた指を動かされて、美樹は声を上げた。
指を進められた時の圧迫感。
指を引かれた時の排泄に似た解放感。
それが交互して美樹に刺激を与える。

目の前で血を流して倒れる了を見ながら
拒否できない快楽を受けさせられる美樹。
次第に涙が美樹の頬を流れた。
残忍な高笑いをするスラムキング。

第三十章【虐める】(2) 関東物語 第一部・二人の飼育

やがて大部屋に鎧姿の大男が入ってきた。
関東の魔王、スラムキング。
逃げ出した了と美樹を捕え、処刑して人犬にした張本人。

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生まれながらの異常な発達の筋肉により
常に鎧を着用して力を外に逃がしていないと
内臓や筋肉が破壊されてしまうという体質の持ち主。
信州の名家に生まれ先祖の莫大な遺産を相続。

地獄地震により無法地帯と化した関東の
暴力による支配を目論み騎馬武者軍団「ドラゴン」を結成。
以来「魔王」として関東に君臨するが
逞馬軍、天馬三郎のゲリラ軍などの勢力が徐々に高まり
自身の勢力に陰りが生じていた。

そして魔王の苛立ちは不幸な青年と娘の二人に向けられる。

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キングは大部屋に入ってきた。
重量感のある大きな足音と、
通常の数倍の厚さのある鋼鉄の鎧が軋む音が響く。
圧力をかけるように了と美樹の前を歩く。

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不意に了の方を見る。
視線の圧力に恐怖して顔を伏せる了。

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キングはいきなり了を蹴りあげた。

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脚力も常人を超える力を持つキングに蹴られた了は、
まるでボールのように吹き飛んで、背中から壁板に叩きつけられた。

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(やめて!)
美樹がキングの足にしがみついて、了への責めを止めようとする。

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しかし掴むことすらできない棒のような腕では力を入れられるべくもなく
彼女はあっさりと頭を掴まれて持ち上げられ、了と同じ方向へ放り投げられた。
了の体の上に落ちたため、美樹の体のダメージは少なかった。
むしろ最初に蹴り飛ばされた了のダメージを気遣うまでの余裕があった。
(了!大丈夫?・・・)

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しかし彼女は気づいていた。
了に暴力的ないじめがあった後は、
必ず自分に性的な責めが来ることを。

美樹はそんな不安を心に抱きながら、
痛みに苦しむ了の腰に、
少しでも痛みを和らげんとばかりに頬擦りをしてやるしかなかった。

ギシギシと音を立てて魔王が自分の部屋へと去る。
美樹は了のからだの上に自分を重ね、しばしの間お互いの肌のぬくもりを感じ合った。
そして痛みに耐える了の頬まで唇を伸ばし、キスをしてやった。
それは了へのいたわりとともに、自分の身にこの後すぐ来る責めへの勇気付けだった。
(耐えるしかない・・・ああ・・・でもあたし耐えられるかしら・・・)
美樹の頭の中は不安でいっぱいだった。
ぶるっと1回震えが来た。その後尿意をもよおした。
たまらず簡易トイレへ走る美樹。

第三十章【虐める】(1) 関東物語 第一部・二人の飼育

魔王城の廊下を歩くドラゴンの兵士二人。

「…北の一の砦は?」
「逞馬軍の攻撃で撤退だ」
「・・・また砦が減ったか」
「クラ―ケン農場を失って以来、逞馬軍の勢力が拡大している」
「どうなるんだ我が軍は?このままだと…」
「シッ、聞こえると俺たちもとばっちりを食らうぞ」

二人は大部屋へ入った。
大部屋には両方の壁に、鎖で固定されている了と美樹が寝そべっていた。
兵士が大部屋へ入ってくると、驚いた表情で犬の姿勢を取る。

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兵士たちはそれぞれ了と美樹に近づくと、
首輪につながっている鎖の部分の止めをはずした。
一人の兵士が了の体を眺める。

「・・・こいつ、男のくせに女みたいないい尻してるな、白くて」

その言葉を聞いて、うつむいて身をこわばらせる了。

「触るな、こいつらはキング様のペットだ。手を出したら殺されるぞ・・・」
「ウゥ・・・」
「前に便所係のデブが夜にこの女を狙ってここへ来て捕まって、
それっきり姿を消した」
「・・・これだけ上玉の女だからな」

一人の兵士が美樹の顔を見る。
美樹は兵士の視線をそらそうと顔を横へ向ける。

「もったいねえが命には代えられねえ」
「そうだ」

そんな会話をした後、兵士たちは大部屋から去って行った。
了と美樹は未だ首輪はつけたままになっているものの、
鎖の拘束からは解き放たれ、行動が少し自由になった。
しかし二人は不安な表情で顔を見合せたままだった。
兵士が鎖を解いたということはむしろ不幸の知らせだった。

彼らは経験から理解していた。
この後大部屋に来る者が何者で、彼らに何をするのかを。
やがて廊下を、人間とは考えられないような重量で歩む足音が聞こえはじめた。
鋼鉄が軋むような音を同時に放ちながら。
了と美樹の表情が怯えに変わった。
二人はどちらからともなく体を近寄せ合った。

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第二十九章【伝える】(6) 関東物語 第一部・二人の飼育

ハニー・・・

波太の口から出た言葉を聞いた了はうなずいた。

そしてしばら考えるように動きを止めていたが、再び木の棒を口で動かした。

こ こ か ら て ゛ た い 。


(それは無理・・・)
しかし波太にはそう答えることはできなかった。
その時、別の部屋の扉が開く音がした。
あゆ子と美樹が部屋から出たのだった。

"さあ、もう終わりにしよう"
波太はそう言うと、一方的に了がくわえていた木の棒を、口から取ってしまった。
(あっ!まだ・・・)
了はもっと伝えたいことがあったようだが、反抗することはできなかった。
黙って波太に従うしかなかった。
波太が紙をたたみ、台を片付ける。

鎖を引き扉を開ける波太。
うながされて犬の姿勢で歩き出す了。
顔を下に向けた了の目から、
涙がひとしずくこぼれ落ちて床を濡らした。

(ああ、この地獄のようなところから逃げ出したい!)

第二十九章【伝える】(5) 関東物語 第一部・二人の飼育

さ け ほ ゛ う と し た け と ゛ 
こ と は ゛ か ゛ て ゛ な か つ た
く ち を は ゜ く は ゜ く し て わ か つ た
し た も ぬ か れ て い た
し や へ ゛ れ な く さ れ て い た

ほ ゛ く は し ゛ふ ゛ん の か ら た ゛に 
お そ ろ し い こ と を さ れ た と し つ て 
ふ ゛ る ふ ゛ る ふ る え な が ら な い た

て つ の あ し を つ け ら れ て
あ る く れ ん し ゆ う を さ せ ら れ た
あ る け る よ う に な る と 
く ひ ゛ わ と く さ り を つ け ら れ た
い ぬ み た い な す か ゛ た に さ れ て し ま つ た



た く さ ん ひ と か ゛ み て る ま え て ゛ 
あ の こ と あ わ さ れ た


あ の こ も ほ ゛ く と お な し ゛ 
い ぬ み た い な す か ゛ た に さ れ て い た


ほ ゛ く た ち は か お を み な か ゛ ら な い た

し は ゛ ら く み な か つ た か ら 
き ん く ゛ は あ の こ た ゛ け 
ゆ る し て く れ た と お も つ て い た

て ゛ も あ の こ も い ぬ に さ れ た
に け ゛ よ う と さ そ つ た ほ ゛ く の せ い て ゛


ほ ゛ く か ゛ わ る い ん た ゛
こ ゛ め ん な さ い


(・・・)
波太は何だかいたたまれなくなった。
せっかく会話ができるようにと考えて用意した紙だったが、
了の悲しい思い出を引きだしてしまったようだった。


そ の あ と き ん く ゛ は そ と へ て ゛ る と き
か な ら す ゛ ほ ゛ く た ち を つ れ て い つ た
ほ ゛ く た ち は み ん な に こ の す か ゛ た を み ら れ た

し せ ん を か ん し ゛ る 
み ん な ほ ゛ く た ち を み る
ま い に ち は す ゛ か し い

これ以上悲しい話を聞くのは耐えられない・・・波太は思い、
話題を変えようとしてこちらから質問してみた。
"ニューヨークの家族のことは、もうわからないの?"
了が再び棒を動かす。

わ か ら な い
て ゛ も い も う と か ゛ い た

"妹?"

ほ ゛ く と お な し ゛ き ん は ゜ つ の い も う と
な ま え

"名前は・・・?"

は に い

"はにい・・・ハニー・・・?"

第二十九章【伝える】(4) 関東物語 第一部・二人の飼育

了は続けた。口にくわえた木の棒で文字をなぞる。
それを波太が声に出して読む。

"あめりか…の家族からは…ぜんぜん連絡がこなかった。"
"ぼくは…日本で…あすかりょう…として生きることにした。 

だけど…あの日…地震がきて…日本の家族もみんな死んじゃった。
ぼくは…またひとりぼっちになっちゃった。"

"がれきの上で…泣いている女の子をみつけた。やはり家族を失った子だった。"
"なぐさめあっていたら…気が合って…一緒に暮らし始めた。"

(お姉さん(美樹)のことかな・・・?)

"食べるものがなくて…ぼろぼろだったけど…あの子といるだけで救われた。
あの子が…いれば…生きていけた。"

"ある時、キングのレストランで働けることになった。
浮浪者みたいな生活から抜け出せた。
ふたりで…よろこんだ。
…だけど…キングは…かいぶつみたいな人間だった。"

(・・・)

"キングは…あの子を…気に入った。
あの子の…からだを…狙っていた。"

"ぼくたちは離されるのがいやで…ふたりで逃げた。
でも…すぐに捕まってしまった。"

"注射でねむらされて…何日も…
気がついたら…"


こ ん な す か ゛ た に さ れ て い た


波太は了が棒でなぞることばを
声に出せなくなった。

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なぜかプロレスのリングのシーンが多い。



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牧村アスカ・フッカーフィレ

Author:牧村アスカ・フッカーフィレ
一般人です。
ただいま永井豪先生の巨編「バイオレンスジャック」の二次小説を書いています。
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